知的障害(愛の手帳)判定基準表 0~6才 就学前

知能測定値

標準化された知能検査、社会生活能力検査または乳幼児用の精神発達検査を用いた結果、算出された知能指数及びそれに該当する指数について、右の程度別に判定すること。
    1度(最重度)
  • 知能指数及びそれに該当する指数がおおむね19以下
    2度(重度)
  • 知能指数及びそれに該当する指数がおおむね20~34
    3度(中度)
  • 知能指数及びそれに該当する指数がおおむね35~49
    4度(軽度)
  • 知能指数及びそれに該当する指数がおおむね50~75

運動

運動機能の発達状況について、右の程度別に判定すること。
0歳から1歳程度の乳幼児で判定不可能なものは「程度不明」とすること。
    1度(最重度)
  • 運動機能がきわめて未発達なため起座も不可能
    2度(重度)
  • 運動機能がきわめて未発達なため歩行も不十分
    3度(中度)
  • 運動機能の発達が年齢より全般的に未発達
    4度(軽度)
  • 運動機能の発達はおおむね年齢相応

社会性

大人、他の乳幼児、児童との接触により対人関係を理解し、集団的行動に加わることのできる能力について、右の程度別に判定すること。
    1度(最重度)
  • 対人関係の理解が不可能
    2度(重度)
  • 集団的行動がほとんど不可能
    3度(中度)
  • 対人関係の理解及び集団的行動がある程度可能
    4度(軽度)
  • 対人関係の理解及び集団的行動がおおむね可能

意思疎通

言語を通しての意思疎通の可能な度合いについて右の程度別に判定すること。
0歳から1歳程度の乳幼児で判定不可能なものは「程度不明」とすること。
    1度(最重度)
  • 言語による意思の疎通が全く不可能
    2度(重度)
  • わずかで不完全な単語だけのため意思疎通が不可能
    3度(中度)
  • 言語が未発達なため、意思疎通が一部不可能
    4度(軽度)
  • 言語を通しての意思疎通が可能

身体的健康

身体の発達、その健康状態又は合併症等に関する健康上の配慮について、右の程度別に判定すること。
    1度(最重度)
  • 特別の治療、看護が必要
    2度(重度)
  • 特別の保護が必要
    3度(中度)
  • 特別の注意が必要
    4度(軽度)
  • 健康であり、注意を必要としない

基本的生活

食事、排泄、着脱衣、入浴、睡眠等について、右の程度別に判定すること。
    1度(最重度)
  • 常時、介助及び保護が必要
    2度(重度)
  • 部分的介助と常時の監督又は保護が必要
    3度(中度)
  • 部分的介助と見守りが必要
    4度(軽度)
  • 介助や見守りをあまり必要としない

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